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リー・ハスキンス(イギリス)VS大森将平
IBF世界バンタム級タイトルマッチ(2016年12月31日)
ハスキンスは京都観光と勘違いしてるようですね。
ホテルは四つ星以上、飛行機はファーストクラス、ファイトマネーと合わせるとなんと6000万円という話です。全くぼったくりボクサーです。
ホンマこいつ、なめとるな!
しかも、ハスキンスが負けた場合は、イギリスでダイレクトリマッチという、とんでもない条件が付いています。
それにして、大みそかの世界戦はこれでなんと6試合になりますよ。
京都では井岡一翔、小國以載、そして大森将平。東京で田口良一、内山高志、名古屋では田中恒成。
もう勘弁してよ~
しかも、12月30日の井上拓真の世界戦がけがのためキャンセルになりました。拳を脱臼したようですが、これは骨折より実は厄介です。完治までには時間がかかるでしょうね。
井上の相手がマーロン・タバレス、大森がKO負けした相手です。
大森は代わりにこのタバレス戦えばいいのに、と多くの人が思ったのではないでしょうか。
さて試合の行方は…
リー・ハスキンスは37戦34勝14KO3敗、32歳です。
ナジーム・ハメドの偽物みたいなボクサーで、ハメドほどパンチ力なく、反射神経も良くありません。ただ変則でやりにくいというだけです。
大森は18戦17勝12KO1敗、23歳。IBF14位にランクしています。タパレスにはまさかのKO負けを喫しましたが、その後2連勝して、復調しています。
タパレス戦でもそうでしたが、序盤さえハスキンスの変則ボクシングに惑わされないようにすれば、十分勝機はあると思います。
まともに打ち合いあえば大森のパンチの方が上です。
「もうイギリスでのリマッチはやりたくない」とハスキンスに言わせるほど、ボコボコして、京都観光もできないほどダメージを与えて、さっさとイギリスに追い返してほしいものです。
しかし…
ハスキンスは小ずるいボクシングをします。決して強くはないですが、とにかくやりにくい相手です。
なかなかクリーンヒットを許してくれませんし、少しでも手を休めると、軽いパンチでしっかりポイントを取りに来ます。
岩佐戦は特別で、あれほど明確な勝ち方は、ハスキンスの本来のボクシングではありません。とにかく負けない、ごまかしボクシングが本来の姿です。
絶対まともに打ち合ってくれないでしょうから、恐らく微妙な判定にもつれ込むような気がします。
引き分けだと悔しいですね~