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■岩佐亮佑の敗北から思う
ずっとべた褒めしていた岩佐亮佑が、リー・ハスキンスにあっさりKOされてしまいしたし、三浦隆司より強いと言っていた金子大樹もムエタイの王者に負けてしまいました。
一方で、絶対世界チャンピオンになれないと断言していた田口良一が、WBAの世界フライ級チャンピオンになりました。
どうやら私の選手を見る目は
全く当てにならないようです。
見事です。
そして、私はこのブログであまり赤穂亮をほめたことがありません。
そうなると、赤穂が世界を奪取する可能性は俄然高くなりますよね。
事実、最近の試合では、結構当て勘が良くなって、2012年に佐藤洋太に翻弄されたころに比べれば、はるかにスキルが高くなっています。(おっと褒めたらあかんか?)
(赤穂亮VSプンルアン・ソーシンユーの試合結果記事は下記です↓)
・不正横行!! 赤穂亮が敗北・・・VSプンルアン・ソーシンユー
■相手はプンルアン・ソー・シンユー
赤穂はWBOバンタム級世界1位、対戦相手のプンルアン・ソー・シンユーが2位です。
亀田和毅が返上したWBO世界バンタム級の王座を争います。
プンルアンは、52戦47勝33KO3敗の27歳。一応、文句なしのデータを持っていますね。
でも、強いと思える対戦相手は、WBOのバンタム級王座決定戦でKOしたアレックス・ジョン・バナルぐらいで、バナルはその後も負けてはいないようですが、いまや世界ランキングではWBCフェザー級の29位の評価です。
あとは本当に無名で戦績もぱっとしない相手ばっかりでKOを量産しています。
3敗していますが、これがすべて日本人か日本になじみのボクサーばっかりというのが面白いですね。
最近では亀田和毅にアメリカで7回KO負けしています。結構亀田を苦しめていたようですが、亀田の左ボディ一発で沈みました。
それから、亀田が世界を奪取した相手のパウルス・アンブンダに判定負け。もう1敗は山中に挑戦してKOされた、ステファン・ジャモエ。
はっきり言って、こいつ強いの?
■敵はタイだけ
試合は8月7日、inタイ。
まさに真夏に、タイでやるとなると、赤穂にはかなりハンデになるのは間違いないですね。
しかも、日本人がタイで世界タイトルを奪取したなんて、実は私の記憶にないのですよ。
問題は試合当日までのコンディション作りです。かなり嫌がらせのようなことを平然と仕掛けてくるようですからね。
最近はどうか知りませんが、昔は試合前日に、選手のホテルのドアを何回もノックされたりするのは当たり前のようでした。
赤穂は、この前の試合で海外試合(マカオ)を経験していますが、でもタイは別格ですからね。
古くは海老原博幸、ファイティング原田。二人とも日本でチャンピオンのポーン・キングピッチにKO勝ちしながら、タイでのリターンマッチでは判定負けしています。
せっかく勝てそうな相手を見つけたのに、残念~
とりあえずボディ叩いて、倒れなかったら諦めるしかないですね。