目次
◆誉田哲也さん「ブルーマーダー」
「あなた、ブルーマーダーを知ってる?この街を牛耳っている、怪物のことよ。姫川玲子。常に彼女とともに捜査にあたっていた菊田和男。『インビジブルレイン』で玲子とコンビを組んだベテラン刑事下井。そして、悪徳脱法刑事ガンテツ。謎めいた連続殺人事件。殺意は、刑事たちにも牙をむきはじめる。」
残酷な記載に気分が悪くなりました。こういうのはだめです。ホラー好きならいけるかもしれませんが。こいつも図書館の本なので、早々にリタイアしました。
◆井上荒野さん「つやのよる」
「男ぐるいの女がひとり、死の床についている。その名は艶。夫・松生は、かつて妻子を捨て艶と出奔したのだった。艶の危篤を、彼女が関係した男たちへ告げずにはいられない松生。だがその報せは、彼らの妻、娘、恋人、愛人たちに予期せぬ波紋を広げてゆく。平穏な人生に突然割り込んできた女の存在によって、見知った男が別の顔を見せはじめる。一筋縄ではいかない男女の関係を描く恋愛長編。」
艶という女にかかわった人たちの話。久しぶりにつてもつまらない退屈な本に出会った、とう衝撃の一冊です。自分で買ったので、最後まで我慢して読みました。最悪です。
◆三浦しをんさん「ロマンス小説の七日間」
- 作者: 三浦しをん,こなみ詔子
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2003/11/22
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (130件) を見る
「あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする、二十八歳の独身女性。ボーイフレンドの神名と半同棲中だ。中世騎士と女領主の恋物語を依頼され、歯も浮きまくる翻訳に奮闘しているところへ、会社を突然辞めた神名が帰宅する。不可解な彼の言動に困惑するあかりは、思わず自分のささくれ立つ気持ちを小説の主人公たちにぶつけてしまう。原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開に!注目の作家、三浦しをんが書き下ろす新感覚恋愛小説。」
中世のラブロマンスとその翻訳家の恋愛のパラレル物語。おっさんには全くついていけません。もちろん、途中でリタイアです。いいですね~図書館は。
◆若竹七海さん「ポリス猫DCの事件簿」
「島に一人の駐在は、今日もてんてこまい。神奈川県の盲腸と呼ばれる葉崎半島の先、30人ほどの人間と100匹を超える猫が暮らす猫の楽園、通称、猫島。厄介ごとは次々起こるものの、対処するのは島にある派出所に勤務する七瀬晃巡査ただ一人。そして目つきの悪い巨大なドラ猫こそ、七瀬唯一の同僚、ポリス猫DC。DCの推理は今回も冴えるのか? コージーミステリの名手、若竹七海の葉崎シリーズ待望作!!」
大好きな若竹さんの最大の駄作です。残念!図書館で予約してまで借りたのに、がっかりです。もちろん途中でリタイアです。ほんとに図書館はいいですね。つまらないと思った時点でいつでも「読むのをやめる」ことができますからね。
これからBOOK-OFFでもこれを教訓に、十分吟味して購入しなければと、反省しています。
でも一番やっていはいけないのは、「前にこれ読んだで!」をやってしまうことですね。