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(出典:WOWOW)
11月もビッグカードが2試合
テレンス・クロフォード(アメリカ)VSショーン・ポーター(アメリカ)
WBO世界ウェルター級タイトルマッチ(2021年11月21日)
テレンス・クロフォード(アメリカ)WBO世界ウェルター級王者
37戦37勝28KO、34歳 スイッチボクサー
身長 173cm リーチ 188cm
ショーン・ポーター(アメリカ)WBO世界ウェルター級2位
35戦31勝17KO3敗1分け、34歳 右オーソドックス
身長 170cm リーチ 177cm
8連続KO勝利中のクロフォードですが、ポーターを倒すのは難しでしょうね。ポーターの倒されるところが見たい!この試合は、11月21日午前11時ごろから、WOWOWオンデマンドで生配信されます。そして、22日にWOWOWライブで午後9時からテレビ放送されます。
ブランドン・フィゲロア(アメリカ)VSスティーブン・フルトン(アメリカ)
WBC・WBO世界S・バンタム級王座統一戦(2021年11月28日)
ブランドン・フィゲロア(アメリカ)WBC世界S・バンタム級王者
23戦22勝17KO1分け、24歳 右オーソドックス
身長 173cm リーチ 183cm
スティーブン・フルトン(アメリカ)WBO世界S・バンタム級王者
19戦全勝8KO、27歳 右オーソドックス
身長169cm リーチ 179cm
フィゲロアが、山中慎介さんの天敵、ルイス・ネリを7RボディブローでKOしたときは、スカッとしましね。この試合もフィゲロアの優位は動かないでしょう。11月28日午後0時頃から、WOWOWオンデマンドで生配信され、翌日WOWOWライブで午後9時からテレビ放送されます。
さて12月の注目の試合
ジャーボンテイ・デービス(アメリカ)VSイサック・クルス(メキシコ)
WBA世界ライト級タイトルマッチ(2021年12月5日)
ジャーボンテイ・デービス(アメリカ)WBA世界ライト級王者
25戦全勝24KO、27歳 左サウスポー
身長166cm リーチ 171cm
イサック・クルス(メキシコ)WBA世界ライト級8位
24戦22勝15KO1敗1分け、23歳
身長 164cm リーチ ?
デービスが、左アッパーカット一発で、レオ・サンタクルスを失神させたのは衝撃的でしたね。クルスも好戦的なファイターで、ディエゴ・マグダレノを1RKOで勝った試合が印象に残っています。12月5日、WOWOWオンデマンドで午後0時頃から生配信され、翌日、WOWOWライブで午後9時からテレビ放送されます。
ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)VSポール・バトラー(イギリス)
WBO世界バンタム級タトルマッチ(2021年12月12日)
ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)WBO世界バンタム級王者
35戦31勝21KO4敗、31歳 右オーソドックス
身長 163cm リーチ 163cm
ポール・バトラー(イギリス)WBO世界バンタム級1位
35戦33勝15KO2敗、33歳 右オーソドックス
カシメロは、ギジェルモ・リゴンドーとのマラソンボクシングに辛勝し、タイトルを防衛しています。バトラーは情報が少なく、2018年にエマヌエル・ロドリゲスとのIBF世界バンタム級の王座決定戦で判定負けして、タイトル獲得に失敗しています。
12月12日午前4時から、WOWOWプライムで生中継されます。
ノニト・ドネア(フィリピン)VSレイマート・ガバリョ(フィリピン)
WBC世界バンタム級タイトルマッチ(2021年12月12日)
ノニト・ドネア(フィリピン)WBC世界バンタム級王者
47戦41勝27KO6敗、39歳 右オーソドックス
身長 170cm リーチ 174cm
レイマート・ガバリョ(フィリピン)WBC世界バンタム級暫定王者
24戦全勝20KO、25歳 右オーソドックス
身長 169cm リーチ ?
ドネアがノルディー・ウバーリを4RにKO勝ちした試合は、ドネアの強さを再認識させられましたね。一方のガバリョは、エマヌエル・ロドリゲスに辛勝し、(私の採点ではロドリゲスが勝っていました)再戦命令もありましたが、結局、ドネアと対戦することになりました。ガバリョの戦績は素晴らしいですが、ドネアの敵ではないでしょう。この試合も12月12日午後0時から、WOWOWプライムで生中継されます。12日は朝から大忙しですね。
ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)VSリチャード・コミ―(ガーナ)
ライト級12回戦(2021年12月12日)
ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)WBC世界ライト級1位
17戦15勝11KO2敗、33歳 左サウスポー
身長170cm リーチ 166cm
リチャード・コミ―(ガーナ)WBC世界ライト級5位
31戦29勝26KO2敗、34歳 右オーソドックス
身長 175cm リーチ 177cm
ロマチェンコは、テオフィモ・ロペスにタイトルを奪われてから、2021年6月、中谷正義に9RTKO勝ちして、再起戦を飾っています。コミ―は2019年にテオフィモ・ロペスと防衛戦を行い、2R負けでIBF王座から陥落しています。全盛期に比べるとややかげりが見え始めたロマチェンコ。コミ―の強打には要注意ですね。
この試合も12月12日にWOWOWオンデマンドで午後0時ごろから、生配信されますが、これはさすがに諦めて、12月20日のWOWOWライブの放送をゆっくり見ることにします。
速報
井上岳志(ワールドスポーツ)VSティム・チュー(オーストラリア)
井上が最終ラウンドにダウンを奪われ、大差の判定で敗れました。(現地時間:2021年11月17日)
3-0(120-107,119-108,119-108)。
試合後のティム・チューの談話で、「井上はまるで壁を叩いているような感じだった」と。チューと12ラウンド戦って、最後まで立ってるとは、さすがに打たれ強いですね。2019年にハイメ・ムンギアと対戦した時も、判定まで粘っています。