日本人ライト級頂上決戦 吉野修一郎が6ラウンドTKO勝ちVS中谷正義(WBOアジアパシフィックライト級タイトルマッチ)

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目次

吉野修一郎(三迫)VS中谷正義(帝拳)

WBOアジアパシフィックライト級タイトルマッチ(2022年11月1日)

両選手のプロフィール

吉野修一郎(三迫)OPBF&WBOAPライト級王者

15戦全勝11KO、31歳 右オーソドックススタイル

身長 175cm

2017年10月に日本ライト級タイトルを獲得。4度防衛後、2019年10月に、OPBF&WBOAPの王座決定戦で、ハルモニート・トーレに1RTKO勝ちしてタイトルを獲得しました。2020年には、同時に保持する日本タイトルの5度目の防衛に成功し、2020年9月に、3つのタイトルをかけて細川バレンタインと対戦し、判定で防衛に成功しています。2021年8月に日本タイトルの7度目の防衛に成功し、その後タイトルを返上しました。2022年4月に伊藤雅雪に負傷判定勝ちして、OPBF&WBOAPのタイトル防衛に成功しました。

中谷正義(帝拳)WBOインターナショナルライト級王者

22戦20勝14KO2敗、33歳 オーソドックススタイル

身長 182cm  リーチ 182cm

2014年にOPBFライト級タイトルを獲得。何と11度も防衛を重ね、2019年7月に、アメリカでティオフィモ・ロペスとIBF世界ライト級挑戦者決定戦を行い、健闘及ばず判定負けで、当時の王者、リチャード・カミ―への挑戦はかないませんでした。敗戦後、OPBF王座を返上し、現役引退を表明しました。

しかし、2020年に現役復帰し、帝拳ジムに移籍。12月にアメリカでホープのフェリックスベルデホに9R逆転TKO勝ちで勢いがつき、2021年6月にワシル・ロマチェンコと対戦しましたが、力及ばず9RTKO負けを喫しました。2022年6月に再起戦を1ラウンドKO勝利で飾っています。

展開予想

正に日本ライト級の頂上決戦と言えるでしょうね。吉野はWBA15位、WBC10位、IBF13位、WBO9位とすべての団体で世界ランクに入っています。一方の中谷もWBC9位にランクされています。パンチ力は中谷の方があるような気がします。しかし、安定感では全勝の吉野の方が上でしょうね。負けないボクシングをしますし、テクニシャンの伊藤にもスキルで負けていませんでした。中谷は長いリーチを生かして、何とか後半勝負に出てベルデホ戦のように倒しに行ってほしいですね。順当なら吉野の判定勝ちでしょう。

試合展開

プレッシャーをかけ前に出る吉野に対して左ジャブで距離を取る中谷。5ラウンドに吉野がダウンを奪い、6ラウンドに中谷も勝負をかけ応戦しましたが、吉野が2度目のダウンを奪い、TKOで全勝をキープしました。

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