新人王西軍代表決定戦「わしボク」が勝手に選んだ3試合(2021年11月14日)

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目次

ミニマム級4回戦

初田翔(寝屋川石田) 1RTKO 亀川陵太(ARITOMI)

初田は、6戦5勝1KO1分け、26歳。亀川は、4戦3勝1KO1敗、23歳。

長身を生かして、初田が左ジャブを突いて、続く左フックで亀川が腰を落とします。そして、開始2分、初田のワンツーで亀川がダウン。何とか立ってきましたが、かなり効いている感じです。さらに、初田の右アッパーが亀川の顎をとらえ、2度目のダウンを喫したところで、レフリーが試合をストップしました。

初田は将来楽しみな選手ですね。日本タイトルは必ずとれと思いますよ。「わしボク」の予想はいつも外れませけどね。

S・フライ級4回戦

山下陸(六島) 3RTKO 山内翔貴(本田フィットネス)

山下は、6戦5勝2KO1分け、21歳。山内は、4戦2勝1KO2敗、22歳。

3Rに山下の左アッパーで、山内がダウン。残り1分強、もみ合いの中で山下の右アッパーが顎をとらえ、山内は崩れ落ちるようにして、2度目のダウンを喫します。立ってきましたが、山下がまた左右のアッパーを畳みかけ、レフリーが試合をストップしました。

山下のアッパーは威力がありますね。山内はどうもこのアッパーに反応できていないようでした。いずれにしても、山下も将来楽しみな選手ですね。

ミドル級4回戦

宮本康平(真正) 1RTKO 早川教文(中日)

宮本は、6戦4勝4KO1敗1分け、25歳。早川は、4戦3勝3KO1敗、27歳。

お互い勝った試合はすべてKOという、ハードパンチャー対決です。

1ラウンド、早川の右フックが頭部をかすめ、早くも宮本がダウンを喫します。ダメージはさほどなさそうです。そして、今度は宮本が左フックを引っ掛けるように放つと、早川がつんのめるようにダウンします。こちらもすぐに立ってきて、ダメージはなさそうでしたが、宮本の右ストレートで早川がバランスを崩し、連打を畳みかけてダウンを奪うと、レフリーがすぐに試合をストップしました。

宮本は、サウスポーの早川をうまく捌き、強打を決めて1RTKO勝ち。ミドル級でしたら、日本タイトルは狙えるでしょう。

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