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(出典:WOWOW)
WBC米大陸ライト級王座決定戦(2022年4月16日)
フランシスコ・バルガス(メキシコ)VSホセ・バエンズエラ(アメリカ)
両選手のプロフィール
フランシスコ・バルガス(メキシコ)元WBC世界S・フェザー級王者
32戦27勝19KO3敗2分け、37歳 オーソドックススタイル
身長 173cm リーチ 173cm
2015年11月にラスベガスでWBC王者の三浦隆司さんに挑戦して、倒し倒されの激戦を制した試合で、日本のボクシングファンにもおなじみの選手です。しかし、そのタイトルも2017年1月、ミゲール・ベルチェルトに奪われ、再戦でもTKO負けを喫しています。2021年6月には、「わしボク」注目のイサック・クルスに判定負け。おそらくこの試合が進退をかけた再起戦となるでしょう。
ホセ・バエンズエラ(アメリカ)アメリカライト級
11戦全勝7KO、22歳 サウスポースタイル
身長 175cm リーチ175cm
2021年12月に14勝10KO2敗のオースティン・デュレイと対戦し、4ラウンドTKO勝ち。踏み込みのスピードとパンチ力が魅力で、将来が期待されています。
試合展開
身長差は2cmなんですが、バエンズエラの方がかなり大きく見えます。バエンズエラはやや胴長の日本人体型ですね。
バエンズエラの右ジャブは、それほどリーチが長いわけではないのに、よく伸びますね。バルガスも積極的に応戦します。バエンズエラは右ジャブを突いて、左ボディを狙っています。このボディブローは効果的ですね。バルガスは構わず突っ込んでいきます。
そして、開始1分20秒、バエンズエラの左アッパーがバルガスのボディをえぐります。これでバルガスの動きが止まりました。さらに、バルガスの左ジャブの打ち終わりに、バエンズエラの大きな左フックが、バルガスの顎をとらえました。見えない角度からのパンチでしたから、これは効きましたね。バルガスはもんどりうってダウンし、マットに後頭部を打ち付けました。
レフリーはすぐに試合をストップしました。バエンズエラが元世界王者を左フック1発でマットに沈めました。わずか、1分25秒でバエンズエラのKO勝ちです。ライト級にまた新星が現れましたね。おそらく、WBCのランキングに顔を出してくるでしょう。
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バルガスは激闘型だったからかもう歴戦のダメージが抜けきっていないというか抜けきらないんでしょうね汗
ライト級ではフィジカル面でハンデがあり、しかも相手のパンチ力も強くなりますからね。
三浦さんを倒したときがピークだったのかな。