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S・バンタム級10回戦(2024年8月31日)
イライジャ・ピアース(アメリカ)VSホセ・サンマルティン(コロンビア)
イライジャ・ピアース(アメリカ)WBA3位・IBF11位・WBO7位
21戦19勝16KO2敗、27歳 サウスポー
身長 173センチ
2敗していますが、いずれもフェザー級やライト級の選手が相手です。まだ粗削りですがパンチ力はありそうです。
ホセ・サンマルティン(コロンビア)WBA15位
44戦35勝21KO8敗1分け、31歳 オーソドックス
身長 165センチ
2015年8月にWBA暫定世界フェザー級王座に挑戦していますが、判定で敗れ王座獲得に失敗しました。2018年6月にはWBA暫定世界S・バンタム級王者のエマニエル・ナバレッテに挑戦し12RKO負けを喫しました。2022年からは3勝3敗とやや全盛期を過ぎた感じですね。
展開予想
この相手を倒せなかったら、ピアースも井上尚弥の刺客候補から脱落ですね。
この日のアンダーカードは5試合予定されています。
序盤はピアースが攻勢
序盤は前に出るサンマルティンに対して、下がりながら的確にパンチをヒットし、ペースを掴みます。そして、4ラウンドにピアースが前に出て仕留めに出たようです。中盤にボディブローでダウンを奪いましたが、これはローブローの裁定。しかし、どう見てもこれはダウンですね。そこからピアースが猛攻撃をかけますが、倒しきれませんでした。
後半、ピアースが失速
5ラウンドは完全にピアースはスタミナ回復に努めたようですが、ラウンド終盤は不用意にサンマルティンのパンチをまともに浴びるシーンがありました。
そこから、何とか立て直しを図るピアースですが、タフなサンマルティンの前進を止めることが出来ず、明らかに失速している感じですね。
サンマルティンの無尽蔵のスタミナ
その後もサンマルティンの無尽蔵のスタミナに、スタミナの切れたピアースは何とか応戦しますが、前半のようなパンチの的確さを欠き、サンマルティンの反撃に手を焼きながらも、何とか逃げ切りました。
ピアースは刺客から脱落
タフでしぶといサンマルティンを倒すどころか、後半は失速し、危ない場面もありました。これで完全に井上尚弥の刺客から脱落ですね。
「わしボク」の独り言
8月31日は予定では、大阪は「台風一過」となっているはずですが、予報円が大きすぎて何とも言えませんね。最初は和歌山上陸とか言っていましたが、今や鹿児島上陸に変わっています。長いこと生きてきましたが、こんな目まぐるしく変わる台風情報は初めての経験です。