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(出典:WOWOW)
WBOインターコンチネンタル・ミドル級タイトルマッチ(2022年2月19日)
ハイメ・ムンギア(メキシコVSディミトリアス・バラード(アメリカ)
両選手のプロフィール
ハイメ・ムンギア(メキシコ)WBC世界ミドル級1位
38戦全勝30KO、25歳 右オーソドックススタイル
身長 183cm リーチ 183cm
2018年5月、WBO世界S・ウェルター級王者のサダム・アリに挑戦し、4RTKO勝ちでタイトルを獲得しています。2019年、井上岳志に判定勝ちして3度目の防衛戦に成功し、その後、5度防衛して、タイトルを返上しミドル級に階級を上げました。しかし、ミドル級での直近3戦は、スカッとしたKO勝ちがなく(棄権によるTKOは2回ありますが)ミドル級での破壊力に「わしボク」は疑問を感じていました。コンビネーションは速いけれども、ワンパターンなのが気になります。
ディミトリアス・バラード(アメリカ)
24戦21勝13KO1分け2NC、28歳 右オーソドックススタイル
身長 183cm リーチ 188cm
2019年にヤマグチ・ファルカオとNABF北米ミドル級王座決定戦を行いましたが、1-0(ふたりのジャッジが同じポイント)の引き分けで王座を獲得できませんでした。一応無敗対決となりますが、バラードは名のある選手との対戦はありません。
試合経過)
1R)
お互いジャブを突いて、様子見。大きな動きはありません。2分過ぎにバラードが仕掛けるが、ムンギアはこれを冷静にさばきます。
2R)
ムンギアが少し前に出ます。バラードはジャブを突いて距離を取ります。ムンギアの左フックがヒットしました。そして中盤にも、ムンギアの左フックがバラードの顔面をとらえます。バラードも左ジャブを上下に返します。
3R)
ムンギアが左ジャブを突いて前に出ますが、バラードも左ジャブを返します。ムンギアがワンツーから左ボディを放ち、ロープに詰めて、パワーパンチを打ち込みます。そしって、1分過ぎ、ムンギアの左フックでバラードの腰が落ち、足がばたつきます。ムンギアはバラードをコーナーに詰めて、連打を畳みかけると、バラードが前のめりにダウンしました!
何とかカウント8で立ってきたバラードですが、かなりダメージがあるようです。
ムンギアがまたロープに詰めて、左右のパンチを畳み込み、左フックがヒットしたところで、レフリーが試合をストップしました。
前回の試合が、不完全燃でしたから、→「 ハイメ・ムンギアが不完全燃焼の大差判定勝ち VSガブリエル・ロサド(WBOインターコンチネンタル・ミドル級タイトルマッチ)DAZNで11時から生配信 」やや力の差があったとはいえ、会心のTKO勝ちでした。この日は左のパンチにキレがありましたね。
ムンギアの標的は、WBO王者のデメトリアス・アンドレイドでしょうね。
村田諒太の試合が決まる
さてミドル級と言えば、なんといっても村田諒太です。そして、年末に試合が延期になったゲンナディ・ゴロフキン戦ですね。どうやら4月9日にさいたまスーパーアリーナで開催されることが正式に決まりました。
前回同様、Amazonプライムビデオで配信されます。プライム会員なら無料で見ることが出来ます。
そして、アンダーカードに中谷潤人の2度目の防衛戦も行われます。相手は、山内涼太。WBO世界フライ級2位にランクされています。これもなかなか魅力的なカードですよ。
詳細ははまた別途、別の投稿でお知らせします。