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(出典:DAZN)
ハイメ・ムンギア(メキシコ)VSゴンサロ・ガストン・コリア(アルゼンチン)
ミドル級10回戦(2022年11月19日)
両選手のプロフィール
ハイメ・ムンギア(メキシコ)WBC世界ミドル級2位・WBO1位・WBA3位・IBF3位
40戦全勝32KO、26歳 右オーソドックススタイル
身長 183cm リーチ 183cm
2018年5月、WBO世界S・ウェルター級王者のサダム・アリに挑戦し、4RTKO勝ちでタイトルを獲得しています。2019年、井上岳志に判定勝ちして3度目の防衛戦に成功し、その後、5度防衛して、タイトルを返上しミドル級に階級を上げました。しかし、ミドル級での直近3戦は、スカッとしたKO勝ちがなく(棄権によるTKOは2回ありますが)ミドル級での破壊力に「わしボク」は疑問を感じていました。しかし、2022年2月、ディトリウス・バラードを3RTKOで久しぶりにスカッと倒し、2022年6月にはジミー・ケリーを6Rに沈め、2連続KOとようやくミドル級でもパワーを発揮し出しました。
ゴンサロ・ガストン・コリア(アルゼンチン)
26戦21勝8KO5敗、25歳 サウスポースタイル
身長 180cm リーチ 180cm
2020年に現在のWBO王者ジャニベク・アリムハヌリと対戦し、2RKO負けしています。ムンギアとしてはあっさり倒して、世界戦へアピールしたい相手ですね。
試合展開
アリムハヌリは9戦目でコリアと対戦し、圧倒的な強打でなぎ倒したようです。ムンギアとしては、とにかく圧倒的な強さで倒すことが要求されますね。ここで判定勝利に終わっては、世界戦にアピールできません。
事前の情報では、S・ミドル級で行われるとなっていましたが、両選手もミドル級のリミット160パウンドを下回り、ミドル級で行われます。
DAZNの事前情報はいいかげんですね。配信開始は9時ということでしたが、実際には10時からでした。
様子を見たのは1ラウンドだけ
相手がサウスポーということで、距離感をつかむため1ラウンドは左ジャブを突いて、慎重に様子を見ていました。コリアは時折、いきなりの左を突いて飛び込んできますが、これはムンギアもバックステップで軽くかわします。
2ラウンドに早くもダウン
中盤まではやや距離が遠い感じで、右の距離もまだつかめていないように見えました。しかし、2分過ぎ、コリアが前に出ようとしたところへ、ムンギアの右ストレートがタイミングよくヒットし、コリアは尻もちをついてダウン。それほどダメージはなさそうでしたが、執拗なクリンチでこの回を逃げ切りました。
左のボディブローが効いた
3ラウンドはムンギアがプレッシャーを強めました。しかし、コリアのディフェンスに阻まれ、ムンギアのパンチがなかなかクリーンヒットしません。そこで、右が当たらないなら、左フックで、ということで、中盤から左フックを上下に打ち分け、残り30秒辺りで、強烈な左フックをボディに打ちこみ、逃げるコリアに連打を畳みかけると、あっさりダウン。コリアはカウントの間、首を振っています。気持ちが折れたようですね。カウントアウトされ、ムンギアが3ラウンドKOで、勝負を決めました。
次は世界
サウスポーを何とか攻略して、仮想アリムハヌリをきっちりKOで仕留めました。こうなるとアリムハヌリも逃げられませんね。しかし、サウスポー有利は間違いないです。ムンギアも今日の対戦で、サウスポー対策のヒントをつかんだかもしれませんね。
ちなみに、アリムハヌリは、先日行われた初防衛戦では判定勝利で防衛しています。どうやら強打は不発に終わったようです。
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