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WBC米国・WBOインターナショナルS・ミドル級王座決定戦(2024年9月1日)
ディエゴ・パチェコ(アメリカ)VSマチェイ・スレッキ(ポーランド)
両選手のプロフィール
ディエゴ・パチェコ(アメリカ)WBA13位・WBC4位・IBF6位・WBO1位
21戦全勝17KO、23歳 オーソドックス
身長 193センチ リーチ 201センチ
2018年12月にKO勝ちでデビュー。2023年2月にジャック・カレンに、そして、2023年7月にマヌエル・カジェゴスに連続TKO勝ちして、一気に評価を高めました。2024年4月にはショーン・マカルマンとの全勝対決にも判定勝ちしました。
マチェイ・スレッキ(ポーランド)WBO14位
34戦32勝12KO2敗、35歳 オーソドックス
身長 185センチ リーチ 173センチ
デビューから25連勝で、2018年にダニエル・ジェイコブスと対戦し初黒星を喫しました。2019年にWBOミドル級王者のデメトリアス・アンドレイドに挑戦しましたが、判定負けでタイトル獲得に失敗しました。現在、4連勝中ですが、2020年あたりから試合間隔があいて、年に1試合ペースになっています。
試合展開
試合の焦点はKO負けのないスレッキをパチェコが倒すことが出来るか、ということになるでしょうね。
初回から距離を詰めたいスレッキが前に出ますが、パチェコの長い左ジャブに阻まれパンチが届きません。それでも前に出るスレッキに対して、パチェコは的確に左ジャブをヒットし、3ラウンドあたりから、右もヒットしだします。パチェコはそれほどスピード感はないものの、当て勘がよくて的確にスレッキの顔面をとらえます。
5ラウンド終盤はパチェコの連打で、スレッキは防戦一方になります。
そして、6ラウンドにパチェコの左レバーブローがヒットし、スレッキは悶絶ダウン!テンカウントが過ぎても、なかなか立ち上がることが出来ませんでした。
まだ23歳。パンチ力があって当て勘も良く、デフェンスもうまいですね。スレッキのパンチをほとんどかわしていました。間違いなく、将来のチャンピオン候補ナンバー1でしょう。