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(出典:WOWOW)
ライト級8回戦
アブドゥラー・メイソン(アメリカ)VSベンジャミン・グルメント(アメリカ)
ジョー小泉さんが「シャクール・スティーブンソンを最初に見た時より衝撃を受けた」というアブドゥラー・メイソンのお手並みを拝見しましょう。
試合経過
サウスポースタイルから繰り出す右のジャブも速いのですが、2ラウンドに放った左フックの連打は強烈でした。あっという間にダウンを奪い、立って来たグルメントにカウンターの左フック一発で2度目のダウンを奪うと、レフリーがすぐに試合をストップしました。強烈なパンチでしたね。相手も一応無敗ですが、レベルが違いました。
まだ、19歳で、12戦全勝10KO。サウスポーのホープです。まもなく世界ランクに顔を出すと思いますよ。
WBCアメリカ・USBAアメリカ・WBOインターコンチネンタル・ライト級タイトルマッチ
キーション・デービス(アメリカ)VSホセ・ペドロサ(プエルトリコ)
それぞれ、WBC・IBF・WBOの地域あるいは下部タイトルです。このタイトルを獲得すると、世界ランキングにランクインするようですね。デービスは、WBC9位・IBF7位・WBO8位に顔を出しています。
試合展開
3ラウンドにペドロサがペースを上げたのに呼応して、デービスも応戦し力を込めた連打を放ちましたが、ここでは仕留められませんでした。しかし、6ラウンドにギアを上げ、連打をまとめて、元2階級制覇王者が防戦一方になったところでレフリーが試合をストップしました。デービスは当て勘が抜群にいいですね。
WBO世界S・ライト級タイトルマッチ
ティオフィモ・ロペス(アメリカ)VSジャメイン・オルティス(アメリカ)
試合展開
こんなひどい試合は久しぶりに観ました。ロペスが前に出て、オルティスはフットワークを使って逃げるだけです。これが12ラウンド続きました。早くも今年のワーストファイトナンバー1決定ですね。
オルティスは陸上選手に転向した方がいいと思います。
判定は3-0(117-111,115-113,115-113)でロペスが初防衛に成功しました。「わしボク」の採点は120-108でロペスです。