シャクール・スティーブンソンが大差の判定で初防衛に成功 VSアルテム・ハルチュニアン(WBC世界ライト級タイトルマッチ)

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目次

(出典:WOWOW)

WBC世界ライト級タイトルマッチ(2024年7月6日)

シャクール・スティーブンソン(アメリカ)VSアルテム・ハルチュニアン(ドイツ)

両選手のプロフィール

シャクール・スティーブンソン(アメリカ)WBC王者

21戦全勝10KO、27歳 サウスポー

身長 170cm リーチ 173cm

デビュー3年目の2019年10月にWBO世界フェザー級タイトルを獲得しています。2021年には、WBO世界S・フェザー級暫定王者決定戦で、ジェレミア・ナカティラに判定勝ちして、2階級制覇に成功。10月に正規王者のジャメル・へリングに圧勝し、10RTKOで正規王座を獲得しました。この試合のスティーブンソンは本当に強かったですね。そして、オスカル・バルデスとのWBO・WBC王座統一戦でもバルデスに何もさせずに圧勝しました。2022年9月のロブソン・コンセイソンとの防衛戦で体重超過により王座をはく奪されました。ちなみに、試合は圧勝でした。ライト級に転向して、2023年11月にWBC世界ライト級王座決定戦でエドウィン・デ・ロス・サントスに超凡戦の判定勝ちでタイトルを獲得しました。

アルテム・ハルチュニアン(ドイツ)WBC7位

13戦12勝7KO1敗、33歳 オーソドックス

身長 171センチ  リーチ 173センチ

アルメニア出身のドイツ人です。2023年7月にフランク・マーティンとWBC挑戦者決定戦を行い、初黒星を喫しています。しかし、どういう経緯かわかりませんが、負けたハルチュニアンが挑戦権を獲得しました。解説の西岡さんによると、数字以上にパンチ力のある選手だそうです。

試合展開

4ラウンドぐらいからシャクールらしい動きになってきました。手数ではハルチュニアンが上回ってますが、これがことごとく当たらないのですよ。

中盤からはシャクールが完全にペースを握りましたね。ハルチュニアンはボディが効いているようです。近い距離でもシャクールは見事にハルチュニアンのパンチをかわします。

後半は、シャクールの一方的な展開になってきました。プレッシャーをかけて、手数でも上回ってきました。ここまで来たら倒してほしいですね。

終盤は力を込めてパンチを打ち始めましたが、手数が減りました。逃げ切り体勢ですか。

判定は3-0(119-109、118-110,116-112)の大差で、シャクールが初防衛に成功しました。しかし、116-112はないでしょう。

セミファイナルで行われたWBC世界S・フェザー級タイトルマッチは、退屈で寝てしまいそうな12ラウンドを無駄に消化し、挑戦者のコンセイサンがタイトルを奪いました。

ロブソン・コンセイサン(ブラジル) 判定 オキャシー・フォスター(アメリカ)

 

 

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