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アンソニー・オラスクアガ (アメリカ)VS ジーメル・マグラモ(フィリピン)
ライトフライ級8回戦(2023年9月18日)
両選手のプロフィール
アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)WBAライトフライ級6位
6戦5勝3KO1敗、24歳 オーソドックス
前WBO世界フライ級王者中谷潤人の盟友で、10代の中谷がアメリカ修行に行った折、オラスクアガと同居し共に練習していたそうです。デビュー3戦目でWBAフェデラテン・ フライ級王座を獲得し、前戦では2RTKO勝利しています。そして、2023年4月に寺地拳四朗に挑戦し、大激戦の末、惜しくも9RTKO負けで王座獲得はなりませんでした。
ジーメル・マグラモ(フィリピン)WBOフライ級5位
31戦28勝23KO3敗、28歳。163cm
2016年にモハメド・ワシーム(IBF4位)に判定負けしてからは、7連続KO勝ちして、2020年11月にWBOフライ級王者の中谷潤人に挑戦し、8RKO負けでタイトル獲得に失敗しました。
展開予想
寺地と中谷に倒された選手同士の対決となりますね。この日配信される4試合の最初に登場する予定です。どちらもパンチ力がありますが、世界戦で観る限り、オラスクアガの方がパワーがありそうな気がします。
試合展開
初回からマグラモが先制攻撃をかけ、2ラウンドにオラスクアガが反撃に転じましたが、その後はマグラモがペースを握り、オラスクアガは押され気味になっていきます。しかし、7ラウンドにやや疲れも見え始めたマグラモに対し、オラスクアガが効果的なパンチをヒットし、ラウンド終盤、オラスクアガの右ストレートでマグラモが大きく体勢を崩し、レフリーが試合をストップしました。
この試合は見ごたえがありましたね。お互い至近距離から、思い切りパンチを打ち合い、どちらが倒れてもおかしくないほど素晴らしい打撃戦を展開しました。4試合の中では、このカードが一番見ごたえがありました。
「わしボク」の独り言
井岡一翔がファン・エストラーダとの王座統一戦を交渉中らしいですが、いいように言えば、高度な技術戦、「わしボク」に言わせれば、盛り上がりの全くない超凡戦になるでしょう。今度もPPV(ペーパービュー)なら、絶対に観ませんね。