目次
(出典:WOWOW)
ヘビー級8回戦(2021年12月19日)
ジャレド・アンダーソン(アメリカ)VSオレクサンデル・テスレンコ(カナダ/ウクライナ)
両選手のプロフィール
ジャレド・アンダーソン(アメリカ) wBC世界ヘビー級34位
10戦全勝10KO、22歳。左サウスポー
身長 193cm リーチ199cm 体重 109キロ
オレクサンデル・テスレンコ(カナダ/ウクライナ) 元NABA北米ヘビー級王者
18戦17勝13KO1敗、29歳。右オーソドックス
身長 ? リーチ ? 体重 97キロ
試合経過
テスレンコは非常に冷たい表情をして、不気味ですね。
1R)
アップライトに構えるテスレンコの方が少し大きく見えます。2メートル近くあるかもしれません。リーチも長そうです。
相変わらずアンダーソンの左ジャブは速いですね。テスレンコは下がりながら、長いフックを打ち返してきます。しかし、アンダーソンの距離になると、うまく左右のパンチをヒットさせ、テスレンコのパンチをすべて外します。素晴らしいテクニックですね。テスレンコは下がりながら、右のストレートのカウンターを狙っています。今日のアンダーソンは序盤から積極的に攻撃を仕掛けます。明らかにKOを狙っています。終盤、右にスイッチしてテスレンコをロープに詰めて連打を放ちます。
2R)
アンダーソンは右にスイッチして、前に出ます。そして、ガンガン打って出ます。ボディから上へ。そして、1分過ぎ、テスレンコの右をかわし、右のカウンターがテスレンコの頭をかすめます。これが意外と効いたかも。いったんバックステップしたアンダーソンが、前に出て長い左ジャブから右ストレートをテスレンコの側頭部に打ち込みます。引っ掛けるような返しの左フックでテスレンコが前のめりにダウン!
辛うじて立ってきたテスレンコですが、ここでレフリーは試合をストップしました。アンダーソンは危なげなく2RTKO勝ちで11連続KO勝利をキープしました。
テスレンコは、戦績も良く、一時は世界12位にいた選手ですが、相手に全く何もさせずに豪快に倒したアンダーソン、恐るべし。楽しみですね~