結局試合は強行され、谷口将隆が11ラウンドTKO勝ちで、初防衛に成功 VS石澤開(WBO世界ミニマム級タイトルマッチ)

目次

WBO世界ミニマム級タイトルマッチ(2022年4月22日)

谷口将隆(ワタナベ)VS石澤開(M.T)

谷口将隆 18戦15勝10KO3敗、28歳 サウスポースタイル

身長 162cm リーチ 164cm

石澤開  11戦10勝9KO1敗、25歳 オーソドックススタイル

身長156cm リーチ ?

谷口は昨年12月14日、ウイルフレド・メンデスにTKO勝ちして、WBOミニマム級タイトルを獲得しました。今回が初防衛戦です。挑戦者の石澤は、今年1月11日に日本ミニマム級王座決定戦で森且貴にKO勝ちして、タイトルを獲得しました。この両者、2019年9月に一度対戦しています。その時は谷口が8回戦で判定勝ちして、日本タイトルへの挑戦権を獲得しました。

挑戦者が前日計量で大失態

前日計量で、石澤がなんと!2.5キロの体重オーバーをやらかし、開催が危ぶまれましたが、両陣営の話し合いの結果、当日計量でリミットから3キロ、50.6キロ以下であれば試合を行うことになりました。そして、当日、石澤は何とかこれをクリアし、試合が強行されたわけです。

この試合は、谷口が勝った場合のみ、タイトル防衛となり、石澤が勝てばタイトルは空位になるという、最近よくある変則マッチで行われました。

試合結果 谷口将隆 11ラウンド2分29秒TKO勝ち

「わしボク」は早い回に谷口が倒すと思っていましたが、石澤も必死で応戦し、結局11ラウンドに谷口の左ストレートで、石澤がふらつき、レフリーが試合を止めました。試合は一方的でしたね。

ハンデを背負って戦った谷口は、ほっとしたでしょうね。一方の石澤には厳しい制裁が待っています。

アンダーカードがこの日を盛り上げる

セミファイナルのS・バンタム級10回戦

武居由樹(大橋)VS河村真吾(堺春木)

セミファイナルに登場する元Kー1ファイターの武居由樹(25歳)と日本S・バンタム級16位の河村真吾(31歳)は、前日計量をクリアしました。

試合結果 武居由樹 2ラウンド1分22秒TKO勝ち

2ラウンドに放った武居の右フック一発で河村が棒切れのようにダウン。レフリーがすぐに試合をストップしました。河村は大の字になって、しばらく立ち上がることが出来ませんでした。それにしても武居の右フックは強烈でした。ひょっとすると、S・バンタム級では日本で一番強いかもしれませんよ。今度は中嶋一輝と対戦してほしいですね。

ウェルター級8回戦

佐々木尽(八王子中屋)VSマーカス・スミス(平仲BS)

佐々木も前の試合の平岡アンデイ戦で、体重オーバーを犯していますが、今回はウェルター級に階級を上げて、試合に臨みます。もちろん両選手とも前日計量をクリアしています。

試合結果 佐々木尽 5ラウンド2分49秒TKO勝ち

序盤、ボディ攻撃でスミスを弱らせ、5ラウンドに佐々木が放った左フックでスミスが防戦一方になり、レフリーが試合をストップしました。しかし、佐々木はスミスに比べると一回り小さく見えましたね。やっぱS・ライト級に戻した方がいいかもしれません。

 

 

 

 

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