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OPBF東洋太平洋S・フェザー級タイトルマッチ(2025年4月5日)
波田大和(帝拳)VS渡邉卓也(DANGAN)
両選手のプロフィール
波田大和(帝拳)OPBF王者
18戦16勝15KO2敗、28歳 サウスポー
身長171cm
アマチュアで高校3年の時、インターハイと国体で準優勝しました。デビュー4戦目で橋本卓也に4RTKO負けして、初黒星を喫しました。これが唯一の1敗です。その後は9連勝中と快進撃を続けていましたが、2022年10月、日本S・フェザー級挑戦者決定戦で原優奈に判定で敗れ2敗目を喫しています。そして、2024年6月に坂晃典にTKO勝ちしてOPBF王座を獲得しました。
渡邉卓也(DANGAN)OPBF3位
55戦40勝22KO13敗2分け、36歳 オーソドックス
身長 177センチ
2007年1月デビュー、キャリア18年の超ベテラン選手です。2019年3月にOPBF王者の三代大訓に挑戦し、判定負けで王座獲得に失敗しました。2021年1月に坂晃典の日本タイトルに挑戦しTKO負け、2022年5月にはOPBF王座決定戦で力石政法に判定負け、2023年6月には森武蔵にも判定負け。とにかく日本のトップ選手にはことごとく負けています。しかし、13敗していますが、KO負けは1つだけです。
展開予想
KO率83%の波田ですが、この挑戦者を倒すのは難しでしょうね。スタミナ勝負になってくると、波田もかなり手こずると思います。早い回で倒さないと、凡戦に付き合ってきわどい決着になってくるかもしれませんね。波田はこの相手に快勝しないと、世界は難しいと思います。
試合展開
波田が前に出てじわじわとプレッシャーをかけ、2ラウンド終盤に左フックでダウンを奪いました。3ラウンドは渡邉が応戦しましたが、4ラウンド終盤に波田がダウン寸前まで追い込みました。そして、5ラウンドが始まると猛烈なのラッシュで、レフリーが試合をストップしました。
波田が5ラウンドTKO勝ちで初防衛に成功しました。
セミファイナル
セミファイナルで、WBOスーパーフェザー級5位の尾川堅一が登場します。
手数が少なく凡戦の末、5ラウンド終了時点で、相手コーナーがギブアップ。尾川の5R終了TKO勝ち。つまらない試合でした。