バージル・オルティスJrが圧勝の2RTKO勝ち VSエリクソン・ルビン(WBC暫定世界S・ウェルター級タイトルマッチ)11月9日10時からDAZNで生配信

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目次

WBC暫定世界S・ウェルター級タイトルマッチ(2025年11月8日)

バージル・オルティスJr(アメリカ)VSエリクソン・ルビン(アメリカ)

両選手のプロフィール

バージル・オルティスJr(アメリカ)WBC暫定世界王者

23戦全勝21KO、27歳 オーソドックス

身長 178センチ  リーチ 178センチ

2019年8月、アントニオ・オロスコとWBA世界ウェルター級ゴールド王座決定戦を行い、6RTKO勝ちでタイトルを獲得。2021年3月にWBOインタナショナルウェルター級王座をTKO勝ちで獲得し、2度防衛に成功しました。しかしその後、難病の横紋筋融解症が再発し、WBA世界ウエルター級王者のスタニオニスとのタイトルマッチを2度キャンセルしています。しかし、2024年1月の復帰戦も2024年4月の復帰第2戦も、ともに1RKO勝ち。2024年8月にWBA暫定タイトルを獲得し、初防衛に成功していますが、強打は鳴りを潜めています。

エリクソン・ルビン(アメリカ)WBC5位・WBO3位

27戦25勝19KO2敗、30歳 サウスポー

身長 177cm  リーチ 189cm

2017年10月にWBC世界S・ウェルター級王者のジャーメル・チャーロに挑戦し、1RKO負けでタイトル獲得に失敗しました。2022年4月にWBC暫定王者のセバスチャン・フンドラに挑戦しましたが、9R棄権で王座獲得に失敗しました。

展開予想

ルビンは1年半ほどブランクを作りましたが、2025年5月に11RTKOで復帰戦を勝利で飾っています。オルティスにとって厄介なのは、ルビンの189cmもあるリーチでしょうね。もう一つの懸念は、KO率100%を誇っていた強打がS・ウェルター級に階級を上げてから何となく通用しなくなっていることです。

オルティスが早い回で自分の距離で戦えるようになれば、スタミナには自信がありますから、終盤に久しぶりのKOが見られるかもしれません。

試合展開

両選手が対峙した時に体格では、ルビンの方がフィジカルの強さを感じましたね。いつも思うんですけど、オルティスがハードパンチャーとはとても見えないんですよ。

オルティスが左ジャブを突いて、前に出ます。ラウンド終盤は左右のパンチを放ち、ルビンをコーナーに追い詰めました。

2ラウンドに入ると、オルティスがルビンをロープに詰めて、左右の連打を上下に放ち、強烈な右フックのダブルで体勢を崩し防戦一方になったルビンに、レフリーが割って入り試合をストップしました。結局、ルビンは何もできませんでした。

2ラウンドTKO勝ち。オルティスのオルティスの強打が戻ってきましたね。次は正規王者の「タワーリングインフェルノ」セバスチャン・フンドラとの王座統一戦でしょうか。「わしボク」は人気者のWBO王者ザンダー・ザヤスとの統一戦の方が観たいと思っています。

 

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