ドミトリー・ビボルが大差の判定勝ちで無敗対決を制すVSヒルベルト・ラミレス(WBA世界L・ヘビー級タイトルマッチ)

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(出典:WOWOW)

ドミトリー・ビボル(ロシア)VSヒルベルト・ラミレス(メキシコ)

WBA世界L・ヘビー級タイトルマッチ(2022年11月5日)

両選手のプロフィール

ドミトリー・ビボル(ロシア)WBA世界スーパー・ライトヘビー級王者

*WBAには各階級に2人の世界チャンピオンがいます。スーパーチャンピオンと正規チャンピオンです。いい加減やめてほしいものです。ちなみに、ライヘビー級の正規王座は現在空位です。

20戦全勝11KO、31歳 オーソドックススタイル

身長 183cm リーチ 183cm

2016年にWBA暫定世界ライトヘビー級タイトルを獲得し、その後正規王者に昇格し、10度の防衛に成功した現在は、スーパー王者に昇格しています(この団体が何を基準にスーパー王者にしているかは不明です、ちなみに村田諒太もスーパー王者でした)。最近6試合はすべて判定決着で、すっかり技巧派ボクサーというスタイルが定着しています。2022年5月には、サウル・アルバレスに何もさせずに完勝し、11度目の防衛に成功しました。

ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)WBA世界ライトヘビー級1位

44戦全勝30KO、31歳 サウスポースタイル

身長 189cm  リーチ 191cm

2016年にアルツール・アルバハムに判定勝ちして、WBO世界S・ミドル級タイトルを獲得しました。5度防衛後、2019年4月、ライトヘビー級の試運転で、トミー・カーペンシーにTKO勝ちし、WBO世界S・ミドル級の王座を返上しました。2022年6月、ドミニク・ボーゼルに4RTKO勝ちして、WBAライトヘビー級タイトルの挑戦権を獲得しました。

展開予想

ラミレスが有利な材料は、長身とリーチ、そしてサウスポーだということですね。しかし、ビボルは長身の選手との対戦は多く、苦にしないと思います。ラミレスのような好戦的なサウスポーは、それほど苦にならないでしょうね。

ラミレスがビボルを失神させるところを観たいのはやまやまですが、やはり小差の判定でビボルが防衛に成功すると思います。ビボルを倒せるのは、アルツール・ベテルビエフしかいないでしょう。

試合展開

互角に見えたのは序盤だけ

ラミレスが一回り大きく見えますね。ビボルは前に出て距離を詰めます。ラミレスは下がりながらジャブを突いて様子見です。ビボルが速い飛び込みでパンチを放ちます。ラミレスが反撃しようとすると、素早くバックステップします。パンチのスピードも的確性もビボルが上ですね。ラミレスのパンチは腰が引けて、ビボルに届きません。

腰抜けラミレス

中盤からビボルが少しずつギアを上げてきました。ラミレスは「これがラミレスか?」と思わせるほど鈍い動きで、パンチも流れます。腰抜けパンチです。ビボルのパンチが的確にラミレスにヒットし、完全にペースを握ります。ビボルの動きに余裕が見られます。

後半はビボルの一方的な展開

ビボルは徐々に手数を増やし、ラミレスに連打を浴びせます。回が進むごとにビボルがやりたい放題になってきました。ラミレスが反撃しても、ほとんどのパンチを堅いガードで阻まれ、逆にカウンターを浴びる始末です。これほど力量差があったとは驚きです。ラミレスは何もできずに最終ラウンドのゴングを聞きました。

ビボルは上手い、パンチが速くて的確、フットワークも前後の動きが素早いので、ラミレスは全くついていけませんでしたね。できれば終盤に少し無理をして倒してほしかったと思います。でもこの選手は無理をしませんね。

判定は3-0(118ー110、117-111,117-111)でビボルの大差判定勝ちでした。「わしボク」は120-108でした。これはアルツール・ベテルビエフも手を焼きそうですね。カネロが再戦しても、同じ結果になると思います。

 

 

 

 

 

 

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