中谷潤人が衝撃の最終ラウンドKOでタイトル獲得! VSアンドリュー・マロニー(WBO世界S・フライ級王座決定戦)

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目次

(出典:WOWOW)12ラウンドの衝撃KOパンチ

中谷潤人(M・T)VSアンドリュー・マロニー(オーストラリア)

WBO世界S・フライ級王座決定戦(2023年5月21日)

両選手のプロフィール

中谷潤人(M・T)WBO世界S・フライ級1位

24戦全勝18KO、25歳 サウスポー

身長 171cm リーチ 170cm

2016年、矢吹正道に判定勝ちして、新人王を獲得しました。2020年11月に、ジーメル・マグラモにKO勝ちして、WBO世界フライ級タイトルを獲得。そして初防衛戦は何とアメリカで行い、アンヘル・アコスタにTKO勝ちしました。2022年2月、山内涼太に8ラウンドTKO勝ちで2度目の防衛に成功しています。

そして11月1日にS・フライ級でフランシスコ・ロドリゲスに勝ってWBO1位にランクされ、挑戦権を獲得。井岡一翔との対戦が実現するかもしれませんでしたが、井岡はWBOタイトルを返上し、WBA王者のジョシュア・フランコとの再戦を選びました。

アンドリュー・マロニー(オーストラリア)WBO2位

28戦25勝16KO2敗1NC、32歳 オーソドックス

身長165センチ  リーチ 165センチ

2019年11月に負傷判定でWBA暫定王座を獲得し、その後正規王者に昇格。しかし、ジョシュア・フランコに判定負けして初防衛に失敗しました。再戦でも判定で敗れ王座獲得に失敗しました。その後は4戦して全勝2KOで、王座決定戦のチャンスを手にしました。

展開予想

期待通りにWOWOWが生中継してくれます。WOWOWさん、ありがとうございます。

なお、この試合はデビン・ヘイニーVSワシル・ロマチェンコのセミファイナルとして行われます。

判定決着なら間違いなく中谷が勝つと思います。でもファンが期待するのは、やっぱり「KO」です。ラスベガスで豪快にマロニーを倒して、2階級制覇チャンピオンになってほしいですね。

試合展開

2ラウンドに中谷がダウンを奪う

中谷の左が結構ヒットしますね。しかし、マロニーもスピードがあります。サウスポー対策ができているようですね。しかし、2ラウンドにマロニーが距離を詰めたところへ、中谷の左アッパーが2発ヒットし、最後は右アッパーでダウンを奪いました。

すぐに立ってきたマロニーにそれほどダメージは感じられません。

両選手がカット

2ラウンドにはマロニーが右目をカットし、3ラウンドはマロニーのヘッドバッドで、今度は中谷が眉間あたりをカットしました。

中盤、マロニーがプレッシャーを強める

4ラウンドあたりから、マロニーが中谷のパンチのタイミングが読めてきたような気がします。そして、マロニーのプレッシャーが強くなってきました。マロニーが反撃に転じてきました。気のせいか中谷の動きが悪くなってきたようですね。

後半中谷が距離を取る

中盤、劣勢に立たされた中谷が、後半に入って、長いジャブから左ストレートで距離をとります。しかし、マロニーは突貫小僧のように前に出てきます。パンチの的確性では中谷ですが、ロープに詰まるシーンは見た目が悪いですね。それでも中谷は、接近した時のアッパーが効果的です。

終盤は両選手に疲れが

さすがのマロニーにやや疲れが見え始めましたね。ただ、中谷も決して楽ではありません。こうなったら、あとは気力の勝負ですね。

そして、11ラウンド1分過ぎ、中谷の左ストレートで、マロニーが2度目のダウンを喫しました。マロニーはかなりダメージがありそうですが、中谷も疲れていますね。倒しきれません。

何と12ラウンド残り20秒、このまま判定かと思われた瞬間、中谷の左フックがカウンターでマロニーの顔面をとらえ仰向けにダウン!レフリーはすぐに試合を止めまました。強烈なパンチでしたね。マロニーはしばらく立ち上がることができませんでした。

見どころ満載の試合でしたね。大満足です。12ラウンドKO勝ちで、中谷がラスベガスでWBO世界S・フライ級王座を獲得しました。

 

 

 

 

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