WBC暫定世界S・ミドル級タイトルマッチ(2026年8月29日)
レスター・マルティネス(グアテマラ)VSルカ・プランティック(クロアチア)
レスター・マルティネス(グアテマラ)WBC暫定王者
21戦20勝16KO1NC、30歳 オーソドックス
身長 180cm リーチ 183cm
2025年9月に当時暫定王者だったクリスチャン・エンビリと対戦し、引き分けに終わっています。しかし、2026年3月にイマヌエル・アリームとWBC世界Sミドル級暫定王座決定戦を行い、大差の判定勝ちでグアテマラ初の世界チャンピオンになりました。
ルカ・プランティック(クロアチア)WBC3位
13戦全勝10KO、29歳 オーソドックス
身長 181cm
2024年4月にWBCインターナショナル王座を獲得し、4度の防衛に成功しています。
試合展開
ジョー小泉さんが、マルティネスを褒めていましたね。倒して欲しいですが、まずは防衛したという気持ちが先に立つと思いますから、明確な判定で初防衛に成功するでしょう。
前に出るプランティック
序盤から長身のプランティックが前に出て、マルティネスはロープに詰まりながらも、細かいパンチで応戦するという展開が続きました。回を追うごとにプランティックプレッシャーは強くなりますが、ややパンチが大振りで雑です。マルチネスは上下左右にアッパーを交えて、的確にパンチを返しています。
プランティック、後半はややお疲れ
試合後半になるとさすがにプランティックの動きは鈍くなってきた感じですが、それでも前進をやめません。マルチネスはヘッドスリップやウィービングでクリーンヒットを上手く逃がしていますが、時折、プランティックのパンチがヒットする場面があります。
それでも前に行くプランティックですが10Rレフリーストップ
終盤になってもプランティックの前進は止まりません。結構被弾しているはずですが、タフですね。そして、10ラウンドにマルチネスの押すようなボディブローで、プランティックがダウンを喫しましたが、これはほとんどダメージがないようです。この後激しい打ち合いを展開しましたが、マルチネスの的確なパンチが勝り、ついにレフリーが試合をストップしました。
マルチネスはグアテマラ初の世界タイトルを守りました。
アンダーカード
S・バンタム級10回戦
ラモン・カルディナス(アメリカ)VSレオナルド・カリージョ(コロンビア)
ラモン・カルディナス(アメリカ)WBA2位・WBC4位 29戦27勝15KO2敗
レオナルド・カリージョ(コロンビア)WBA12位 22戦20勝9KO1敗1分け
試合展開
井上尚弥からダウンを奪ったことで有名になったカルディナスが圧倒すると思います。出来れば倒して欲しいですね。
カルディナスは井上尚弥戦に比べると何となく動きに精彩がなく、前には出るものの手数が少なく、試合前半はカリージョがペースを握っていたような気がします。試合後半になってカルディナスも手数が少しずつ増えてきましたが、相変わらず攻めあぐねている感じは続いていますね。
お互いクリーンヒットと言えるものがほとんどなく、盛り上がりに欠ける試合でした。
判定は2-1(98-92.93-97,96-94)のスプリットデシジョンでかろうじて勝ちましたが、評価を大きく落とした一戦でしたね。

