わしのボクシングブログ「わしボク」…結果速報や試合日程など今日の最新情報を紹介

ボクシング人気を少しでも高めるため、ボクシングを知らない人にもなるべく分かるよう書いていきたいです。大好きなボクシングへの恩返しとなればと思います。

田中恒成が三階級制覇前哨戦で無敗の世界ランカーにTKO勝ち VSロニー・バルドナド

▼最新記事

田中恒成(畑中)VSロニー・バルドナド(フィリピン)

フライ級10回戦(2018年3月31日)

f:id:stonemeintothegroove:20180514140501j:plainf:id:stonemeintothegroove:20180514140510j:plain

(出典:TBSチャンネル)

田中は10戦全勝6KO、22歳。ミニマム級、ライトフライ級の二階級を制覇し、さらに三階級制覇を狙っています。今回はその前哨戦となります。

バルドナドは、11戦10勝7KO1分け、22歳。WBO13位。

前哨戦の相手としては、かなり危険な感じがしますね。

 

強烈なスイングで迫るバルドナド

ゴングが鳴ってすぐ、バルドナドが前に出てプレッシャーをかけ、左右のロングフックを思い切り振りまわしてきます。

田中は下がりながら、冷静に相手の動きをみて、コンパクトなパンチを返します。

しかし、ブンブン振り回すバルドナドのスイングパンチは、相当威力がありそうです。まともにもらえば、ひとたまりもなさそうな勢いですね。

田中の動きは、フライ級でも変わりなく、パンチは力強さを増したような気がします。

スピードも申し分なく、バルドナドのパンチをもらうことはありません。

2回には強烈なワンツーをヒットします。

f:id:stonemeintothegroove:20180514142313j:plain

(田中のワンツーがバルドナドをとらえます)

3ラウンドの田中の攻撃は圧巻でした。

バルドナドはこの連打をノーガードで受け、ダウン経験のないタフネス差をアピールします。でもこれは下手をすると、レフリーにストップされる行為ですよ。

強烈なボディブローでダウンを奪う

田中のコンビネーションは見ていて気持ちがいいですね。下から上、上から左ボディブローと上下の打ち分けが上手く、打ち終わりを狙うバルドナドのスイングはしっかり外します。

特に左ボディブローは効果的です。

そして4ラウンドに、そのボディブローがバルドナドのわき腹をえぐり、ダウンを奪います。

f:id:stonemeintothegroove:20180514143313j:plain

(左ボディブローがバルドナドのわき腹をとらえます)

f:id:stonemeintothegroove:20180514143330j:plainf:id:stonemeintothegroove:20180514143522j:plain

(並みのボクサーならこれで終わっていたでしょうね)

これは立てない、と思いましたが、カウント9で立ってきました。

その後の田中の猛攻もしのぎ、ラウンド終盤にはバルドナドが反撃してきました。

なんとかKO負けを回避しようとするバルドナド

ゴーサインの出た5ラウンドは、田中が猛攻をかけます。

しかし、バルドナドも負けずに、パワフルな左右のパンチを振り回して、反撃します。

田中もここは下がらず打ち合いに応じます。

田中のパンチに滅多打ちにされながらも、バルドナドは倒れません。

本当にタフです。よく見ると、田中のパンチを柔らかい体で殺し、深刻なダメージを回避していますね。

 

6ラウンドは、さすがに打ち疲れた田中の手数が減ってきます。

中盤からは前に出ていたバルドナドが下がり始め、7ラウンド辺りから、明らかに倒されまいと、フットワークを使って、田中の攻撃をかわし出します。

もう、完全に逃げ腰です。しかし、起死回生の逆転を狙って、時折スイングパンチを振り回してきます。

田中がこれを一発もらって、ひやりとしたシーンもありました。

逃げる相手を倒すのは難しものです。

しかし、9ラウンドの後半に、田中の右フックがバルドナドをとらえます。

f:id:stonemeintothegroove:20180514145617j:plain

(田中の強烈な右フックがバルドナドの顎を打ち抜きます)

これはかなり効いたようです。

そこから田中が連打で追いかけ、ロープに詰めたところでレフリーがストップしました。

まあ、すでに勝負の行方は決まっていましたから、このストップは仕方ありませんね。

f:id:stonemeintothegroove:20180514145737j:plain

さて、次はいよいよ世界戦です。

順当なら、WBOの木村翔(この日のテレビ放送でゲスト解説をしていました)に挑戦することになりそうですね。

パワーアップした田中が、後半に倒してタイトルを獲得するような気がします。

田中はWBCでも1位にランクアップしたようですので、比嘉大吾に勝ったクリストファー・ロサレスもターゲットになります。

万全ではない比嘉に勝ったロサレスの実力は未知数ですが、怖さはないですね。

田中なら倒せると思います。