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サンダースがレミューの強打を完封。レミューのパンチは12ランウド空転を続ける ビリー・ジョー・サンダースVSデビッド・レミュー

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ビリー・ジョー・サンダース(イギリス)VSデビッド・レミュー(カナダ)

WBO世界ミドル級タイトルマッチ(2017年12月16日)

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(出典:WOWOW)

サンダースは25戦全勝12KO、28歳。タイトルを獲得してからの防衛戦は凡戦が続き、評価を大きく下げています。私は、以前から「村田諒太なら楽勝」ねらい目のチャンピオンと思っていました。

レミューはゴロフキンに負けるまでは、世界のミドル級のトップボクサーでした。

ゴロフキン戦では、スキルのなさを露呈して、評価を大きく下げしまいましたが、ようやく、また世界戦線に戻ってきました。

41戦38勝33KO3敗、28歳。WBO3位。

 

 

レミューの強打はむなしく空転

私の愛読書「ボクシングマガジン誌」でも全く同じ言葉が使われていました。

ほかの表現をいろいろ考えましたが、この試合はこれしか言いようがありませんので使わせていただきました。

 

初回から、いつものようにレミューが前に出てパンチを放ちますが、サンダースは速い身のこなしで、このパンチを空転させ、レミューの打ち終わりにパンチをヒットさせます。

サンダースが終始右ジャブでレミューをコントロールし、レミューはワンパターンのボクシングで、ほとんどのパンチがサンダースの体にさえ届きません。

フットワークのスピードが違いますし、接近してもサンダースのディフェンスのうまさが光り、レミューのパンチをほとんど上体の動きでかわします。

2ラウンドには逆にサンダースがレミューをコーナーに詰め、連打を浴びせます。

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(追いかけるレミューの方がサンダースの連打をあびる場面も)

3ラウンドあたりでサンダースは、ほぼレミューの攻撃パターンを読み切った感じで、余裕すら見られるようになります。

回を追うごとにサンダースの動きがよくなり、レミューはプレッシャーを強めながらも、単調な攻撃に終始し、強打は空転するばかりです。

レミューはサンダースの速い動きに、全くついていけません。

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(レミューはサンダースの速い動きについていけません。レミューのサイドに簡単に回り込みます)

 

ほぼ一方的な展開でもサンダースは倒しに行かない

中盤はサンダースの独擅場となり、サンダースのかなり強いパンチがレミューの顎をとらえます。

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(右フックでレミューがのけぞる場面も。)

もう少し強引に攻勢に出れば、倒せるのに~、と思うシーンが多くなります。

10ラウンドにサンダースが右アッパーでレミューの顎を突きあげましたが、サンダースはそれ以上追撃しません。

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(サンダースの右アッパーでレミューの顎がはね上がる)

しかし、9ラウンドあたりから、サンダースは逃切り態勢に入っていました。

やはり前半かなり飛ばしたため、ややスタミナが切れてきたのでしょう。動きにキレもなくなってきて、手数も減り、10ラウンドのアッパーがヒットしても、無理をしなかったのでしょうね。

スタミナ的には終盤はレミューの方が残っていたように見えました。

まあ、レミューは何もしてませんからね。

結局、終盤はサンダースにうまく捌かれて、レミューの強打は最後まで空転したまま、終わりました。

解説のジョー小泉さんが言ってたように、レミューのセコンドにも問題がありますよ。あまりにも策がなさすぎます。

 

ジャッジの採点は大差がつきました。3-0(120-108、117-111、118-110)。

村田がサンダースと対戦したらどうなるでしょう。

やはり前半はサンダースの速さに苦労するでしょうが、私は終盤には村田が捕まえると思っています。スタミナ勝負ですね。ただ、村田もスタミナにはやや不安があるだけに、いかに前半を乗り切るかが勝負の分かれ目でしょう。

むしろ、ボクシングが噛み合うレミューの方が、パンチ力があるだけに危険かもしれません。