わしのボクシングブログ「わしボク」…結果速報や試合日程など今日の最新情報を紹介

ボクシング人気を少しでも高めるため、ボクシングを知らない人にもなるべく分かるよう書いていきたいです。大好きなボクシングへの恩返しとなればと思います。

暫定王者をストップしたゲイリー・ラッセルはホントに強いのかな? VSオスカル・エスカンドン

▼最新記事

ゲイリー・ラッセル(アメリカ)VSオスカル・エスカンドン(コロンビア)

WBC世界フェザー級タイトルマッチ(2017年5月20日)

f:id:stonemeintothegroove:20170728094139j:plainf:id:stonemeintothegroove:20170728094147j:plain

(出典:WOWOW)

お互いのケガでなかなか実現しなかった統一戦が、1年半ぶりにようやく行われることになりました。

ラッセルにとっては、2015年にジョニー・ゴンザレスを倒し獲得したタイトルの2度目の防衛戦となります。

28戦27勝16KO1敗、28歳のサウスポーです。

唯一の1敗は、ワシル・ロマチェンコに2-0の判定で敗れたものです。

 

暫定王者のエスカンドンは、27戦25勝17KO2敗、32歳。

ラッセルも164㎝とこのクラスとしては、小柄な方ですが、リング上で対峙すると、エスカンドンはさらに背が低いですね。おそらく160㎝はないでしょう。

 

 

序盤からラッセルのペース

背の低いエスカンドンは当然のごとく前に出て、接近戦を挑みます。

しかし、ラッセルの速い右ジャブがじゃまで、なかなか中に入れません。

ようやく中に入ったと思ったら、ラッセルのアッパーが待ち構えています。

ラッセルはこのアッパーを多用し、接近戦で打ち合います。

エスカンドンのパンチはほとんど外され、ラッセルの左右のアッパーが顎やボディにヒットします。

両者には力の差がかなりあるようです。

 

ラッセルの力まないパンチは効果的

3ラウンドの序盤に放った、左からの力まない右フックの返しが、エスカンドンにヒットし、ダウンを奪いました。

f:id:stonemeintothegroove:20170728094526j:plainf:id:stonemeintothegroove:20170728094541j:plain

(意識せずに自然に出たパンチがエスカンドンの顎をとらえます)

f:id:stonemeintothegroove:20170728094719j:plainf:id:stonemeintothegroove:20170728094708j:plain

(この返しの右フックはかなりダメージを与えました)

なんとか立ってきましたが、ダメージは深刻です。

まだ時間は十分あります。ところがここからのラッセルの攻撃が力みすぎ。

相当パンチをヒットし、エスカンドンの足元はふらついていましたが、追撃のパンチに意外とキレがなく、ラウンド終盤はラッセルの息が上がっていました。

エスカンドンも自コーナーに戻るのに、レフリーの助けを要するほどダメージを被っていました。

 

中盤はラッセルがスタミナ切れ

力みすぎてスタミナを消耗したラッセルは、4ラウンドはひたすら休息。逆にエスカンドンが前に出て、反撃してきました。

6ラウンドあたりから、ようやくラッセルの動きが少し戻ってきました。

エスカンドンも必死に前に出て反撃しますが、まだダメージが抜けきれず、パンチの正確性を欠きます。

 

最後はやっぱり自然な右フック

完全にスピードが戻った7ラウンドに、ラッセルが一気に勝負に出ました。

連打の流れの中で、自然に出た「力まない」右フックがエスカンドンの

テンプルをとらえると、エスカンドンはロ―プまで後退し、そのままロープにもたれてしりもちをつきました。

f:id:stonemeintothegroove:20170728104832j:plain

(コンパクトな右フックがエスカンドンのテンプルにヒット)

f:id:stonemeintothegroove:20170728105049j:plainf:id:stonemeintothegroove:20170728105103j:plain

(倒れたエスカンドンを見て、レフリーがすぐにストップ)

もう余力がないと判断したレフリーが、すぐに試合をストップしました。

この日のラッセルは左右のアッパーがとても効果的でしたね。

これでエスカンドンは不用意に飛び込めなくなってしまいました。

 

ロマチェンコとの再戦を希望しているようですが、ラッセルの体格ではS・フェザー級はちょっと厳しいでしょう。

前回は2-0の僅差でしたが、今度は倒されるかもしれませんね。

 

私はどうもラッセルがそんなに強いとは思えないんですよ。

フェザー級であえて順位をつけるとしたら、

1位 オスカル・バルデス(メキシコ)

2位 レオ・サンタクルス(メキシコ)

3位 スコット・クイッグ(イギリス)

4位 ゲイリー・ラッセル(アメリカ)

5位 マーク・マグサヨ(フィリピン)

 

パンチ力だけなら、マグサヨが一番かもしれません。フェザー級の注目株です。バルデスはボクシングが少し雑ですね。

IBF王者のリー・セルビー(イギリス)はあまりにもパンチ力がなさすぎます。