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比嘉大吾の標的 ファン・エルナンデスの左アッパーは怖いぞ! VSナワポーン・ソールンビサイ

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ナワポーン・ソールンビサイ(タイ)VSファン・エルナンデス(メキシコ)

WBC世界フライ級王座決定戦(2017年3月4日)タイ

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(出典:WOWOW)

今日は(4月11日)あいにくの雨ですが、近所の公園の桜は満開でした。

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(先週の町内の花見会ではまだ2~3分先程度でしたが、この日は鮮やかに咲き誇っていました)

雨の桜も綺麗ですね。だだ、散歩して帰ってくると、花粉症でもう大変でした。杉は終わって、今はヒノキですか。

 

さて、この試合は日本のボクシングファンにとっては、注目の一戦です。

王座を獲得した方に、比嘉大吾がこの夏あたりに挑戦するのですからね。

 

WBC1位のナワポーンは36戦全勝28KO、25歳。まさに怖いもの知らずの強打者です。

2位のファン・エルナンデスは35戦33勝24KO2敗、30歳。6年前にミニマム級のWBC王者だった井岡一翔に挑戦して、判定負けを喫しています。

KO率ほどパンチ力があるという印象はありません。

敵地タイでの試合ですから、エルナンデスにとってはかなり厳しい試合になりそうです。

 

エルナンデスが距離をうまくとる

やはりミニマムから階級を上げてきたエルナンデスが、一回りほど小さく見えますね。しかし、体の締まり具合を見ると、30歳のエルナンデスの方が若く見えます。

スピードはエルナンデスの方が上ですが、ナワポーンはかなりパワーがありそうです。

エルナンデスは、軽いフットワークで距離を取り、ナワポーンをうまくさばいています。

2ラウンドに入ると、さすがにナワポーンがプレッシャーを強めて、前に出てきました。

右のパンチはかなり強そうです。しかし、エルナンデスもナワポーンの打ち終わりに速いワンツーをヒットします。

 

エルナンデスの右アッパーが決まる

この試合、エルナンデスが勝ったのは知っていましたが、まさか3ラウンドで決まったとは思いませんでした。

 

この回も、ナワポーンが相討ち覚悟で強引に前に出て、パンチを打ちこんできます。

フットワークもパンチのスピードも上回るエルナンデスは、ナワポーンの距離になる前にワンツーをヒットし、ナワポーンの強打がなかなかヒットしません。少し焦りが見えてきました。

 

そしてラウンド中盤にエルナンデスの強烈な左アッパーが、ナワポーンの顎をとらえました。

これはかなりダメージがあったようです。ナワポーンの足元があやしいステップになっていました。

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(抜群のタイミングで左アッパーを決めると、ナワポーンの足元が怪しくなりました)

エルナンデスはこのチャンスを逃さず、左右のパンチを畳みかけ、左フックでダウンを奪いました。

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(エルナンデスが、左右パンチを畳みかけます)

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(最後は左のオーバーハンドでダウンを奪いました)

エルナンデスは、立ってきたナワポーンに襲い掛かります。

必死でしのぐナワポーンですが、エルナンデスの的確な追撃に、ついにレフリーが割って入りました。あと、17秒。完全にグロッキーではなかったので、比嘉のためにも「4ラウンドも見たかったな」と思ってしまいました。

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(容赦なく畳みかけるエルナンデスに、ナワポーンは防戦一方)

 

6年前のエルナンデスではないぞ

井岡一翔に挑戦したときの印象は全く残ってないので、なんとも言えませんが、少なくとも井岡がスピード負けしたとか、エルナンデスのパンチが強かったということはなかったと思います。

しかし、6年間でかなりパワーアップし、しかもミニマム級時代のスピードを維持している感じですね。

比嘉が前に出て、エルナンデスがフットワークでさばく。比嘉としてはとにかくボディブローでエルナンデスの動きを止めなければなりません。

しかし、不用意に接近すると、ナワポーンを倒した左アッパーが飛んできます。

最近の比嘉の試合で気になるのは、攻撃が少し雑になってきていることです。

まあ、倒すのが比嘉のボクシングですから、強引になるのも無理はありませんが、この試合は「うまい比嘉」を見せて、井岡のように理詰めで相手を追い込んでほしものです。

 

負けたナワポーンですが、私は、比嘉にとっては、ナワポーンの方が怖い相手だったように思います。この日のナワポーンには少し油断があったのかもしれません。