田中繊大トレーナー!タオル投入が早すぎませんか? 石本康隆TKO負けでタイトル失う VS久我勇作

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石本康隆(帝拳)VS久我勇作(ワタナベ)

日本Sバンタム級タイトルマッチ(2017年2月4日)

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(出典:日テレG+)

石本は37戦29勝8KO8敗、35歳。これが3度目の防衛戦になります。

久我は16戦13勝9KO2敗1分け、26歳。石本とは1年前に王座決定戦で対戦し、判定負けを喫しています。

 

ポーカーフェイスの石本VSリベンジに燃える久我

リベンジに燃える久我は、ゴングと同時に飛び出し、強引に連打を放ちましす。

石本はいつものように冷静に、柔らかいブロックでこれに対処します。

久我は少し気合が空回りしているように見えましたが、右オーバーハンドが石本のテンプルをとらえ、スリップ気味にダウンを奪いました。

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(久我が後頭部を引っ掛けるような、スリップ気味のダウンを奪います)

石本にダメージはなさそうでしたが、久我はこれで勢いに乗りました。

強引なラッシュは、石本の冷静なディフェンスに阻まれ、それほど有効打はありませんでしたが、時折放つボディブローは効果的でした。

 

石本はダウンを奪われたものの、いつものポーカーフェイスで落ち着いたボクシングをしており、むしろ久我の力みの方が目につきました。

 

田中繊大トレーナー、そのタオルは早すぎませんか?

2ラウンドも前半はむしろ石本の方が、落ち着いて久我の攻撃を捌いていたように思います。

しかし、2分過ぎに、久我の左ボディブローが石本の右わき腹にヒットしたのを皮切りに、久我の猛攻が始まりました。

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(左のボディブローからダブルで左がテンプルをとらえました)

ここから久我の怒涛のラッシュが始まりました。

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右も左も石本の顔面をとらえています。石本は全く手が出ず、防戦一方。かなりダメージがあるようですが、久我も決定打を打ち込めません。

久我のラッシュが止まり石本が体勢を持ち直したところで、田中繊大トレーナーがタオルを投入しました。

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確かに石本にダメージはありましたが、このラウンド、残りあと10秒。十分持ちこたえたと思いますよ。

選手の健康管理は大事ですけど、ファンとしてはちょっと物足りません。

アンダーカードに登場した、波田大和もダウンのダメージはあったものの、まだ十分戦えるように見えましたが、田中繊大トレーナーが早めにタオルを投入し、TKO負け。

3戦3勝3KOだっただけに、惜しい気がしました。

田中トレーナーはいつもこんなに早くタオルを投入してましたっけ?

 

石本はWBC13位、WBO6位にランクしていましたから、久我は間違いなく世界ランクを手に入れるでしょうね。

でも、彼のボクシングは一言で言うと「硬い」。なにかスムーズさに欠ける気がします。体幹の強さは感じますが、私はテイル渥美の方が強いと思います。

 

石本はこれで引退ですか。

2013年にアメリカで、ウイルフレド・バスケス・ジュニアに勝った時はびっくりしました。判定は2-0でしたが、石本の完勝でしたからね。

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