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アンドレ・ウォード 全勝対決に無難な勝利 VSサリバン・バレラ

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アンドレ・ウォード(アメリカ)VSサリバン・バレラ(キューバ)

IBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦(2016年3月26日)

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(出典:WOWOW)

元世界Sミドル級統一王者のアンドレ・ウォードは、この試合がライトヘビー級のテストマッチとなります。

28戦全勝15KO、32歳。IBFライトヘビー級4位にランクしています。身長183㎝。

一方のサリバン・バレラも17戦全勝12KO、6連続KO中のIBF1位。身長188㎝。

解説の浜田剛史さんによれば、「アンドレ・ウォードは負けない選手」。「バレラは世界を狙うためのパンチを持っている」。

さて、全勝対決となったこの一戦、ウォードはどんなボクシングを見せてくれるのでしょうか!

 

スピードもテクニックもウォードが上

序盤こそ速い左ジャブで様子を見ていたウォードですが、3ラウンド1分20秒、前に出てきたバレラに対してロープ際で、得意の左フックをテンプルにヒットさせました。

 足がそろったバレラはこのパンチでバランスを崩し、ダウン。

バレラにダメージはないようでしたが、この後ずっとこの左フックの幻影に悩まされ、思い切った攻撃が出来なくなってしまいました。

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 (バレラの足がそろったところへ右フックがテンプルにヒット)

バレラのパンチが当たらない

ウォードは速い左ジャブと左フックカウンターでバレラをコントロール。バレラはこの左フックカウンターを警戒するあまり、前に出るものの手が出ません。

6ラウンドに入るとウォードはバレラのパンチを見切り、ペースを完全に掌握した感じでした。

浜田さんが「スピードもテクニックもウォード」と言うように、ヒットするのはウォードのパンチばかりで、バレラの一見雑に見えるパンチはほとんどヒットしません。

秀逸だったのはウォードの右ショートカウンターです。

まさに、二人のスピードとテクニックの差をまざまざと見せつけたようなパンチでした。

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(この右ショートカウンターは見事でした) 

最後までスリリングな場面なく試合終了

3ラウンドのダウン以降大きな動きはありません。8ラウンドにローブローでウォードが減点されたぐらいです。

9ラウンドに入ると前に出るバレラに少し疲れが見え始めましたが、ウォードもペースを落とし、左ジャブ、左フックを決めるものの単発で、決して無理をしません。

それにしてもウォードは危険な打ち合いは絶対にしませんね。パンチはすべて単発で、お互いのパンチが交錯するようなスリリングな場面は最後まで全くありませんでした。

 

私の採点は118-109でウォード。

公式ジャッジはもちろん3-0(117-109、119-109、117-108)の大差でウォードの判定勝ちでした。

アルツール・ベテルビエフが大好きな私にとっては、当然ウォードのボクシングは好きになれません。好みの問題ですからこれは仕方がありませんね。

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 (観戦していた・セルゲイ・コバレフは余裕の笑み。頼むでコバレフ!)

 

セルゲイ・コバレフとのIBFタイトルマッチは11月に対戦が計画ようです。

PFP2位と4位の対戦。これだけ用心深いウォードを、コバレフが滅多打ちするシーンはどうやら見られそうにないですね。でもコバレフの破壊力に期待ましょう。