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マリナッジに引導を渡す ダニー・ガルシアVSポール・マリナッジ

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201.ガルシアが初めて見せた強引なボクシング

ウェルター級12回戦(2015年8月1日)

ダニー・ガルシアVSポール・マリナッジ

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(出典:WOWOW)

精彩を欠くマリナッジ

ショーン・ポーターにいいところなくKO負けしたときは、もう本来のマリナッジの、相手のパンチを殺し、暖簾に腕押しのようなディフェンスは影をひそめ、すっかり精彩を欠いていたように思いました。(ポーターはこれで名をあげましたが)

 

今回の対戦も「絶対に勝てるウェルター級」としてガルシアが「すっかり精彩を欠く」マリナッジを指名したのでしょう。

早くから、減量苦でウェルター級へ階級アップを望んでいたガルシアは、おそらくこの1年ぐらいか、いやもっとかな、本来のSライト級での試合をしていないと思います。

Sライトをわずかに上回る、最近はやりで、ジョー小泉さんの嫌いな「キャッチウエイト」(ガルシアの場合はウェルター級のリミットをわずかに下回る。正確に言うと、お互いが了承したウエイト)での対戦がほとんどだったのではないでしょうか。

だから、ウェルター級リミットの「147ポンドでの試合でどこまで通用するか」。ガルシアはそれをマリナッジで試そうという腹積もりなんでしょうね。(このあたりレオ・サンタクルスに似ている部分があります。ずるい性格です)

近精彩を欠いてたガルシア

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(出典:WOWOW)

マリナッジより問題はガルシアです。

アミール・カーンをKOした時が、ひょっとしたらピークだったのかと思わせるほど、その後のファイトは精彩を欠いているように思います。

意外とパンチ力がないのでは、と思ったのはルーカル・マティセ(アルゼンチン)に終盤追い込まれて、何とか逃げ切った試合を皮切りに、何とか勝つにしても決め手に欠く試合が続きました。手堅い、の印象はあるけど、マティセの最後の追い上げには、結構アップアップしていたように見えました。

それなりの名前の選手と対戦しているものの、決め手に欠く試合が続いていた印象があります。(要するに、魅力のないボクサーに仲間入り

はっきりいって、ガルシアはタイミングで倒すボクサーなので、パンチ力そのものは大したことはない。(もう断言しましょう!)

それが正直にKO率に現れているように思えました。

 

相手を飲んだ大振りのパンチ

マリナッジはパンチ力がない、これはボクシングファンは全員周知の事実でしょう。当然、ガルシアはそれを承知で強引な攻めに終始したのだと思います。

とにかく左右フックはめちゃくちゃ大ぶりで、これはさすがのマリナッジも空を切らせていました。

それでも、とにかく前に出て、力づくで「倒す気まんまん」。マリナッジのパンチなんか完全に無視していました。

いくらディフェンスが優れていても、相手がパンチをもらっても絶対にダメージを被ることがないと判断されたら、もう逃げようがないですね。

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(出典:WOWOW 大振りの目立つガルシア)

 

レフリーが見かねた終焉

ボディが効いているのはだれが見てもわかります。あとはフィニッシュだけ。

しかし、ガルシアのこの日は当て勘が悪く、クリーンヒットは意外と少なかったと思います。

それでもガルシアが前に出て、パワーフルなパンチを繰り出せば、クリーンヒットがなくても、試合が一方的になっていればレフリーは試合を止めます。

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(出典:WOWOW)

これでガルシアは31勝18KO。

私はガルシアがピンチに陥って、最後に失神する試合を見たいですね。

ケル・ブルックには絶対勝てないでしょう。