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ルーカス・マティセVSルフラン・プロポドニコフ

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Sライト級12回戦
ルーカス・マティセVSルフラン・プロポドニコフ

何ともタフな組み合わせですね~。


さすがのマティセもまともにやりあったら持たないと思ったのか、戦前からアウトボクシング宣言をしていました。

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■引き出しは一つ


ジョー小泉さんも西岡利晃さんも口を揃えて、「プロポドニコフの引き出しは一つしかありませんからね」と。つまりひたすら前に出てパンチを振り回す、多少のパンチはおでこで受ける、これしかないわけです。


マティセがこれにまともに呼応したら、頑丈さでまさるプロポドニコフに軍配が上がると思ったのでしょうし、マティセには引き出しがいくつもありました。


■アウトボクサー、マティセ


西岡さんいわく「いつもの50%ぐらいの力で打っている」ジャブやストレート、接近してのアッパー、まさに引き出しの多いマティセの多彩なパンチが、プロポドニコフをとらえます。


7ラウンドまでで、プロポドニコフがとったラウンドは一つぐらいでしょうか。
マティセもKOを狙わず、判定のペース配分でしたが、このままいけば、KOチャンスもあり得るのでは、期待を抱かせます。


■マティセ、ボディ攻撃で失速

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8ラウンドあたりから、西岡さんは盛んに「マティセはボディを嫌がっていますよ」と、そして「ひょっとしたらそのことにセコンドは気が付いていないのかもしれませんね」というぐらい、プロポドニコフは顔面攻撃に固執します。


でも時折打つボディブローで明らかにマティセの左カードが下がります。同時に急激に失速し、ついに11ラウンド、プロポドニコフの左フックでマティセは深いダメージを負い、足ががくがくに。もう少し時間があったら危なかったでしょうね。

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最終回もプロポドニコフの愚直な攻撃で、マティセは逃げるのが精いっぱい、ダメージは残ったままですから、あとは逃げ切るだけしかありません。


私の採点はドローです。

 

プロポドニコフを負かすには、クリス・アルジェリのように、徹底的なアウトボクシングが効果的でしょう。中途半端に打ち合うと大けがをしますよ。


取り合えず、正式ジャッジでは2-0でマティセに軍配が上がりましたので、ダニー・ガルシアが返上したWBC世界Sライト級の王座を、1位のビクトール・ポストルと争うことになります。