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セルゲイ・コバレフVSジャン・パスカル

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◆あのホプキンスに圧勝

 

WOWOWエキサイトマッチ観戦記・17
世界ライトヘビー級タイトルマッチ:セルゲイ・コバレフ(ロシア)VSジャン・パスカル(カナダ)


コバレフは3団体(WBA、IBF、WBO)統一チャンピオンです。
2014年11月にバーナード・ホプキンスと対戦し、初回にダウンを奪う一方的な判定で統一チャンピオンになっています。
コバレフはこの勝利で一躍有名になり、ライトヘビー級の階級が注目されるようになりました。


ホプキンスは相手の良さを殺し、凡戦に持ち込んで判定で勝つ、最も嫌なタイプのボクサーです。だから、小差の判定で負けることはあっても、一方的に打たれるとかKOされるとかはまず考えられませんでした。
ところが、コバレフには初回からダウンを奪われ、その後もまったくいいところなく、これがあのホプキンスかと思うほど痛めつけられ、最終回はあわやKO!寸前まで追い込まれました。49歳、ホプキンスも限界か‥


◆パスカルの2敗


一方のパスカルは2敗していますが、一つはSミドル級時代にカール・フロッチに喫したもの。もう1敗はバーナード・ホプキンスです。ホプキンスとは1敗1分。
あとはすべて勝っている(29勝)わけですから、かなりの強豪です。こちらはコバレフと違い、スピードで勝負するボクシングなので、浜田さんいわく、「パンチ力は物足りない」ですけどね。
まあホプキンスを尺度にすると、コバレフの圧勝となるわけですけど、ボクシングはそう単純なスポーツではありません。
ちなみにコバレフは無敗です。

◆結局予想通り


私の予想はもちろんコバレフの勝利でしたが、パスカルが今までダウンを喫したことがないというのと、スピードがあるスキルの高いボクサーであることから、判定かな、と思っていました。
ところがコバレフは強すぎました。3ラウンドに痛烈なダウンを奪い、それでも粘るパスカルを8回にストップ。


スピードもパスカルに負けてなかったし、5回にもらったボディブローは少し効いたようでしたが、あとは落ち着いた試合運びで、パスカルに付け入るすきを与えませんでした。
結局、ホプキンスとの対戦結果が、二人の実力差となった試合でした。でもこれはたまたまですよ。むしろこういう結果になる方が少ないと思います。何度も言いますが、ボクシングはそう単純なスポーツではありません。


◆コバレフの今後


WBC世界ライトヘビー級チャンピオン、アドニス・ステベンソンと4団体統一をかけて戦うようです。


ステベンソンはWBCのタイトルを5度防衛しています。26勝のうち21がKOのハードパンチャーですが、昨年11月の4度目の防衛戦を見る限り、サウスポーでぎこちないボクシングをします。浜田さんは「右ストレートさえ当たれば良いというボクシング」と評していますとおり、右ストレートは強いのですが、カウンターをもらいやすいような気がします。
安定感では圧倒的にコバレフが上です。ステベンソンのパンチはもらわないでしょう。
判定決着はないですね。

私の予想は、ずばり、コバレフのKO勝ちです。