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グレン・タピアVSダニエル・ドーソン

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NABO北米Sウエルター級タイトルマッチ:グレン・タピアVSダニエル・ドーソン


◆新鋭タピアの1敗は


彼はデビュー以来20連勝して、21戦目で初の敗北を喫しています。その相手はあのジェームズ・カークランドです。


カークランド、覚えていますか?

 

4年前の話です。

当時全勝街道まっしぐらで、怖いものなしのカークランドが、アメリカで石田順裕と対戦しました。そして、石田をなめて強引にパンチを打ち込んだところに、見事なカウンターをもらい、1ラウンドKO負け。
カークランドは33戦して負けたのはなんとこの時の1敗だけ。その後立ち直り、今度、サウル・アルバレスとやるそうです。これに勝ったら、石田も有名になるかもしれませんね。
石田は今、ヘビー級に上げて、日本タイトルを目指していますが、この人、実はあのゴロフキンとも対戦しています。こちらは残念ながらKO負けですけどね。


◆話を試合に戻しましょう


試合がもう一つ盛り上がらないとき、ジョー小泉さんはたまに(いや結構多いかな)話を脱線させ、「試合に集中しましょう」と自省します。まさにこの試合がそうです。KO決着の割に盛り上がりに欠ける内容でした。


ベテランのドーソンに対して、フィジカルで優るタピアが優勢に進め、3ラウンド、ラッシュしてあっさりTKO勝ち。パワーはありますが、パンチの切れはいまひとつかな。
NABOはWBOの傘下のタイトルですので、この勝利でWBOのランキングに顔を出すかもしれません。WBCで24位。来年あたり世界戦線に登場するか?どうかな~


◆中国人ボクサーの台頭


Sライト級10回戦
ヤン・イク(中国)VSパトムスック・パトムポトン(タイ)

ヤンはIBFの9位、パトムスックは6位。世界ランカーの対決でしたが、ヤンの圧勝でした。
パワフルなパンチを振り回すヤンが優勢に試合を進め、5ラウンド、ついにパトムスックがつかまり、ダウン寸前に追い込まれました。ジョー小泉さんが一度もダウンシーンがないのに10対8を付けたほどですから、いかに一方的なラウンドだったかわかると思います。ヤンは予想以上にパンチがありますね。


当然の流れで、次の6ラウンドに、ヤンがダメージの残るパトムスックを豪快に仕留めました。


これで、20戦19勝14KO1NC。いまだ無敗です。荒削りですがKOパンチは魅力ですね。
最近、中国人ボクサーの台頭が目ってきました。


筆頭はゾウ・シミンですが、以前(2009年)内藤大助さんに挑戦した熊朝忠(ユウ・チョウチュウ)もまだ現役です。